ブラックホールの撮影に成功
世界初 一般相対性理論を証明
ブラックホールが撮影されたことが、大きく取り上げられています。
アインシュタインが100年前に予想していたことがやっと映像で証明されました。
ブラックホールって何
そもそも、私は、ブラックホール自体が、何であるかよく知りません。
ブラックホールって、何故、出来るのだろうという疑問から調べてみました。
地球が無くなったらブラックホールになるのだろうか?
答えはNOでした。
太陽はブラックホールになるのでしょうか?
答えはYESでした。
「恒星」ほどの大きな重力を持っている星でなければブラックホールにはならないみたいです。
「恒星」とは、自分で光を出して輝いている星です。
核融合反応で放出するエネルギーによって、自らの重みを支えています。
核融合反応が止まってしまうと、星の中心部は重力崩壊を始め、密度が上がってきて、やがて内部に向かって落ち込んで、支えきれなくなり、外には出られなくなるという考えで「ブラックホール」という考えが生まれました。
ブラックホールと言うと、真っ暗な闇という感じがしますが、単独では暗黒ですが、外から物が落ち込む場合には、その物質が高い温度まで温められ「ブラックホール」の周辺はキラキラ光るという事です。
ブラックホールってどうしてできるの?
「ブラックホール」は大きな星が死んだ時にできます。
星の中心の燃料がなくなると、たくさんの物質が内部に向かって落ち込んで、物質がドンドン圧縮されて、その重力は強くなり、「光」でさえ逃げ出せない状況になり、それが、「ブラックホール」になります。
もし、太陽が、「ブラックホール」になったら、どのくらいの大きさになるのでしょうか、約半径3㎞、ほぼ山手線の線路より少し小さいくらいです。
遠くの銀河の中には、太陽から地球までの距離と同じくらい、半径1億kmある信じられないくらいの大きさの「ブラックホール」もあるとのことです。
ブラックホールの不思議
「ブラックホール」の近くでは、不思議なことが起こる可能性があります。
その一つに、重力が究極に強い場所では、時間の進み方が、他の世界と違ってしまうということがあるそうです。
他の宇宙からみれば永遠に近い時が流れて、「ブラックホール」では、一瞬の時間しか、もしくは、止まっている状態にしか見えないかもしれません。
その意味では、宇宙の終わりを見ることが出来ることが出来るかもしれません。
それでは、現実に見ることができるのかなと思われるかもしれませんが、究極に強い重力に耐えられる乗り物が開発されればという事になります。
宇宙はなくなるの?
昔「ブラックホール」が宇宙を吸い込んで、「ホワイトホール」から宇宙が生まれるなどと言う話を聞いたことがありますが、「ブラックホール」が吸い込むのは、物やエネルギーで、「宇宙区間」を吸い込むことは出来ません。
沢山の「ブラックホール」が集まり、協力し合い。宇宙のすべての星やガスを吸い込んでしまう事は考えられると思います。
基本的には、古い星の死がいである「ブラックホール」はゆっくり動いています。
銀河の中を漂っている「ブラックホール」が、いつかは、太陽系の近くまで来る可能性があります。 その時は、大きな「ブラックホール」でないことを望みます。
「火の鳥」を思い出しました。
これを書いているときに手塚治虫先生の「火の鳥」を思い出しました。
火の鳥の血を飲み、主人公にとっては、一瞬の時間でも、他の人にとっては、永遠の時に感じられる永遠の時を生きなければならなくなります。
永遠の時を、一瞬で生きるというのは、長いようで、本当に短い時間なのでしょうね。