建築プロの方のお話(2)
1.注文住宅で大切なものはまず3つの手順が必要
1-1.予算の設定
資金計画、予算配分、基本計画
住宅ローンの借りる金額と返済する金額です。
無理なく返済できる金額で設定する無理はしない
どのくらいの土地を買うか
建物の大きさはどれくらいにするか
平屋か二階建てか
建物のグレードはどのくらいに設定するか
土地代、建物代、別途工事の割合
諸経費はいくらになるか
設備のグレードはどのくらいにするか
1-2.大まかな間取り設定
ネットで間取りを参考にして間取りを作る
建売各社の展示場で資料を集める
建築会社に郵送で送ってもらう
本を購入してプランを見る
これを参考にして自分の中での大まかな間取りを決める
1-3.設計図の作成
自分で間取りを設定する
プロの設計事務所に任せる
2.プロに任せた場合の良い事と悪い事
2-1.設計士に任せれば、自分が納得できる望む家に近づけられる
2-2.費用は高くなる
2-3.設計事務所に間取りや外観図、仕様書を依頼し作成すれば100万~300万円位かかる
2-4.工事費の10%~12%が設計事務所の設計管理料になります。
間取りや外観図や仕様書を作成するだけなら30万円~50万円で
やってくれる設計事務所もあります。
図面は、工事する時の大事な設計図で平面図、立面図、矩計図、配置図
基礎伏図は基本図面、基本設計として最低必要ですのでこの図面をきっちり
つくることが必要です。
3.良い家、悪い家とは
良い家、悪い家は設計図で決まります。
工事は設計図通りに進んでいきます
良くも悪くも設計図通りに家は出来ます。
安くても良い家をつくるには、安くても良い家をつくるための
設計が必要です
この設計の段階で、住宅性能の断熱性能や耐震性能も決まります。
4.良い家を作るには
良い設計とは耐震、間取りだけではなく、断熱などの性能が加わって
住み心地や安全性や安心を配慮しての良い設計です。
5.良い設計図の必要性
設計は、家の中心となりますので、修正変更は何回も行ない
納得できるまで妥協しないことが良い家を作ることになります。
設計図の重要性
設計図をもとに工務店は、施工します。
設計図にないことはやりません。
良い家は良い設計が必要であり、悪い設計では良い家にはなりません。
と言われても、改築をするのに、そんなに詳しい設計図が必要なのだろうか
と悩んでいる今日この頃です。