口コミで田舎のお父さんに
他の不動産に任せていたけど
納得いかないので話を聞いて
欲しいという依頼を受けました。
何か、連日、田舎の方から
連絡が入ってきました。
佐伯はでっかいどう
多分、自分(わたし)の事業が
不動産関係が主流ではないので
かえって気楽に不動産関係の仕事を
頼みやすいのだと思います。
東京、大阪、名古屋。福岡
などの都会に移転して行き
大分県の宇目、米水津などは若い人が
居なくなってきています。
自分(わたし)は佐伯市出身なので
県南には親しみがわきます。
佐伯市は九州で一番広い市です。
全国で31番目に広い市です。
人口密度は 80人/k㎡で
山林が86.7%でその中で人が
住める可能な場所は12.6%です。
100%-86.7%は13.3%です。
そのうちの0.9%は山ではないが
住むには適さない場所です
所さんの「こんなところに1軒屋」
の状態に近いかもしれません。
しかし、今でも、そんな場所にも
「村」がそこに存在し生活を
していたかもしれない場所です。
「そんなとこに1軒屋」になりそう
自分(わたし)が知っているのは
宇目町の木浦地区がそんな地区に
なりつつあります。
木浦地区は毎日2千人の鉱夫が
働いている日本の4大銀山の一つ
でした。
昭和32年頃閉山し人が減り
現在も減って来ています。
宇目町全体も年々人が
少なくなっています。
S30年 9898名
H 2年 4285名
H28年 2663名
約60年間で4分の1弱
約25年間で2分の1弱
に減っています。
大阪市の人口は269.1万人です
約1000分の1です。
宇目町はとっても広い町です。
大阪市の広さは223k㎡です
宇目町の広さ265.99k㎡です。
ほぼ同じですが
宇目町の方がやや広い
これだけ広いところに
2663名の人しかいません。
宇目町に若い人が来なければ
この町は
人が居なくなってしまいます。
平地も少なく
椎茸栽培とお茶が名産地です。
本当にトトロがすんで居そうな町です。
本当にあった「トトロの森」
しかし、ここには
本当にトトロのバス停と
猫バスとトトロの森があります。
トトロのバス停はこの地名の「轟」
と書いてトトロと読みます。
トトロというバス停が本当にあります。
宇目町にももちろん温泉はあります。
温泉あっての大分県です。
こんな宇目町のような
広い場所に老人の村を創れれば
良いなと思ってしまいます。
そうすれば町も活性化していきます。
ドラックストアを中心にした「村」つくり
アメリカではまず医療で困ったら
ドラックストアを利用します。
ドラックストアの位置付けが
日本より薬局としての役割が
高いと思います。
アメリカではすぐには医者にかかれません。
村には小さなドラッグストアを置き
ケアマネージャーと薬剤管理士を置き
そこを皆さんの社交の場にして
「今日~さん来てないね、どうしたんだろう」
なとという安否確認を行ったり
「明日、病院に行くからバスを出すよ
みんなに連絡いれるよ」
など皆に伝わる連絡網を作ったり
「あそこの草が伸びたから草刈りしよう」
「トマトの種みんなの畑に植えなくては」
などという仕事の分担をしたりする
昔の落語ですが名前を変えています。
吉四六さんは大分の人気者です。
病院の待合室での話です。
「今朝は珍しく吉四六さん病院に
来ていないけどどうしたんだい」
「きっとどこか体が悪いんだろうね」
てな会話が流れてくると楽しいですね
医療の相談窓口
発信できる場所として憩いの場所として
ドラックストアを中心にした村つくり
ができれば面白いと思います。
アメリカでは健康保険制度が
日本より発達していないので
医療費が高くてすぐには
お医者さんにはかかれません。
医者にかかってお金がなければ
自己破産するしかありません。
ドラックストアが町の医療の
相談窓口として存在します。
ケアマネージャーの相談システムと
ドラックストアのシステムを
組み合わせれば
これからの医療システムが
変わって来ているので
在宅サービスが大きな医療の目玉に
なるかもしれません。
「老人の村」構想も夢ではない
のかと思ってしまいます。
日本はアメリカンスタイル
タイの友人が30年前言っていました。
タイ人は日本を見ている
日本人はアメリカを見ている
アメリカをみていればこれから
日本がどう進むかがわかると
これは間違いないと思います。
携帯電話のシステムもアメリカ
インターネットもアメリカ
パソコンシステムもアメリカ
家電製品もアメリカ
車もアメリカ
テレビ番組もアメリカ
そう言われれば自分(わたし)が
生まれてすべてがアメリカの真似
で日本は大きくなっています。
今までアメリカの真似をしていないのが
個人保険は郵便局でもアフラックを
扱うようになりました。
自己負担が大きくなっていくと思います。
今その兆候は表れています。
かかりつけ医療制度、薬局の病院分離、
3次病院制度など医療も複雑になっています。
何故最初から近くの県立病院や国立病院に
行けないんだろうと思いませんか
昔は行っていたのにと思いませんか
今は紹介状がないとかなり高くなります。
良く「ゆでかえるの法則」といいますが
個人も組織も「ゆでかえる」になりたくなければ
自らを「変える」しかないのです。